木工作品No.4

ケヤキのテーブル。  天板の厚みは60mm、高さ500mmです。ケヤキの板をいただいていたので作りましたが、私の望むスタイルの作品ではありません。節穴(knotty)を埋めるのに苦労しましたが、エポキシ系の樹脂が手に入ったので、それで埋めてみましたが、すごくきれいに補修できました。

ここで、塩谷木材でお目にかかった面白い電動工具を紹介します。これはSTIHL社製の表面を削る工具です。
先端に電気鉋の刃のような刃が2枚付いていてこれでバリバリと木の表面を削る工具です。1台あれば便利だと思えますが、何しろ高価なので、必要に迫られればお借りすることをお願いしました。丸太を使用するログハウス製作にはきわめて便利だと思います。同じような日本製の工具がないものかとカタログなどで探してみましたが、見つかりませんでした。

120X80X50cmのchest of drawers側面はチエリーの集製材、引き出しの表板はポプラ、 その他は桐で作りました。
初めてスライドレールを使用してみました。レールHardware.comから取り寄せましたが、レールそのものの価格が5セットで8,000円ほどなのに、送料が2万円もかかってしまいました。次回は日本製を探してみます。また簡単と思っていたのに、このレールに引き出しを取り付けるのは大変な作業でした。精度がすごく大事で、3段目は少し寸法、直角に狂いが出ていたため、結局作り直しました。同じ材質のポプラですが製作時間のずれで塗装が上下とマッチしていません。引き出しの取っては花梨で自作。脚は適当な材木が無く、少し貧弱でした。

NOAH’S cradleを作成しました。材料は洋材のポプラです。
かなり美しく出来上がりました。Finishはシェラックで仕上げまし。
材料費が約3万ほどかかりました。ブロンズシェラックは1年以上前にアルコールで溶解した物をポリ容器で保存しておいた物で、変質、劣化して使用できないか心配していましたが、問題ありませんでした。

ケヤキの板を塩谷木材の社長のご好意で破格の値段で購入できました。木目がすばらしく美しい板です。二人がかりでなくては移動できません。 脚も同じくケヤキの柱の古い物を利用しました。

古いケヤキの柱材を利用してTable lampを作りました。シェードはwebで購入しましたが、トップの照明器具は販売先が見つからず、友人からいただいた古い器具を使用しました。

照明器具をWeb上で一生懸命探しましたが、見つからない時、オフコーポレーションのカタログに載っている事に気付きました。早速シェードと一緒に購入し数点を作ることが出来ました。
上のランプは楠と黒檀を張り合わせて作った作品です。

3個目のTable standを作りました。脚はケヤキと紫檀を張り合わせ旋盤で削りました。素敵に出来上がりました。

table lightシリーズの最後となると思います。娘の注文で傘はブルー、脚はワインボトルに近いデザインでとのことで、このようなシンプルなデザインとなりました。
ワインボトルと言うより徳利ですかね? 最後と言っても注文があればいくらでも作ります。